飛騨、国分寺

――　晩夏のツーリング　――

高山駅を目指して進んで行くと
三重塔が目に入り、更にその向こうには
天高くそびえる巨木が

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誘われるようにして山門をくぐりました
　鐘楼堂の後方にあるその巨木は大銀杏でした。

これほどのものは初めて見ました
　真下から見上げると、銀杏の葉が幾重にも重なって
空どころか光も射し込んできません

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仙台の上杉という所にも大きな銀杏が何本かあって
立派だなと思っていたのですが
それが束になっても適わない巨大さです

樹齢は１２００年を越えているそうで
　根元の窪みにお地蔵さんがちょこんと鎮座している様子は
どこか愛くるしさがありました

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秋の紅葉時には、葉が黄色く色づき
まさに黄金色に輝く塊のように、さぞ見事な眺めになるのだろうなぁ