« HIDに交換したけど(アサガオ日記その4) | トップページ | 思い出の梵字川(コメントあり) »

2010年7月 8日 (木)

夢中だった頃

20代中頃からの10年あまりは

何かに取り付かれた様に渓流釣りに

夢中になっていました。

奥へ奥へ川の流れが細流になる源流部まで

右手に竿を握り首にザイルを巻き沢を

遡上していました。

当時のスケジュール帳を見ると

3月から9月まで土日にはどこそこの川の名と

釣った数や採った山菜の名が記してあります。

 山形県は月山を中心とした周囲の川がメインで

入渓していない川はないと思えるくらいです。

 それは寒河江ダムがまだ工事中で

もちろん高速道路など影も形もない頃の話です。

100701023  

忙しかった仕事を終えたその足でワゴン車を

運転して一路山形は月山へ。

 

金曜や土曜の夜は、ありがたいことに宮城から山形へ行く

国道48号線は空いていて1時間少々で

寒河江まで来れました。

当時、寒河江や河北町にコンビニはなく

間沢にウェルマートというスーパーがありましたが

時間的にもう惣菜コーナーは品薄で目ぼしい物がなく

私はいつも寒河江市内にある「鳥太郎」という

様々な惣菜を量り売りするお店で好きな物を

好きなだけ買い込み112号線を鶴岡方面に

向かうのが常でした。

その頃の釣り行きは私と上司、寒河江が出身という

左官の、言ってみれば山の師匠の

3~4人で出かけることが多かったです。

                          

雪がまだ残る5月頃に頻繁に出かけたのが

月山の東側にあたる銅山烏川でした。

その年の雪の量により雪で行く手を阻まれて

林道半ばで車を降り、かんじきで歩いたりする

こともありました。

                     

 真っ暗な林道をヘッドライトの前方に

目を凝らしながらガタガタと揺れること30分

ちょっと広くなっている林道の路肩に駐車。

 明日、夜が明けるまでそこで車中泊です

到着すると素早く宴会の準備

荷物を外に出してワゴン車を即席の宴会場に。

2時間ほど買った惣菜をつつきつつ

川のこと岩魚のこと天気のことなどを語り飲み

 夜が更けるとともに寝袋に包まり

ホトトギスやキィーキィーと夜鳴く

怪しい鳥の声を聞きつつ眠りにつくのでした。

渓流釣りを始めたばかりで

山のことなど知らなかった私は

車の中で寝袋に入っても山歩きの不安からか

一睡も出来ずもんもんとしたまま

長い夜を明かしたものでした。

時には深夜に雨が降り出し、車の天井に

バタバタと雨音がうるさく更に目は冴え

この雨では危ないから中止にならないかな

などと思うことも・・・

                       

車内は湿気ですべての窓ガラスが曇り

それを手で拭ってみても明りの一切ない山中では

何も見えるものはありませんでした。

でも慣れとは不思議なもので

山行きの回数が増えるにつれ

いつしか車の中で眠ることがことのほか

嬉しく楽しくも感じるようになるのでした。

 それもこれも山歩き、沢歩き

そして岩魚釣りがこころから楽しいからなのですが

今思うと、強烈に多忙だった仕事からの逃亡

とでもいうのか 山遊びをしているときだけは

仕事から解放され夢中になれるひと時だったのだと

思います。

 

« HIDに交換したけど(アサガオ日記その4) | トップページ | 思い出の梵字川(コメントあり) »

趣味」カテゴリの記事

コメント

渓流釣り行脚を想像するとまるで冒険のようですね(^_^;)


ところで渓流釣りでツキノワグマに出会ったとか、気配を感じたとか、あるいは捕まえたとか、さらにはクマと相撲をしたとか(これはさすがに無いですよねw)の経験ってないんですか?


よく渓流釣りでクマとバッタリ出会ったとかあるみたいなんで…


私も野生のクマを一度は目撃してみたいと思ってますが、実際出会ったら固まっちゃうんでしょうね(Θ_Θ)

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 夢中だった頃:

« HIDに交換したけど(アサガオ日記その4) | トップページ | 思い出の梵字川(コメントあり) »

2019年11月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
無料ブログはココログ
フォト