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2011年10月26日 (水)

比良の夜長

  【 10月 4日 (火) その2 】  

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滋賀県 比良 この旅3日目の夜。

 初日、日曜のキャンプ地は

ワタシのほかに一組のキャンパーが

いました。

2日目の昨日はYMさんの庭をお借りして。

そして本日のキャンプ場はオレ以外

誰もいません。

喫茶店も19時ころには閉店し

店の人は山を降りたようです。

 シーズンを過ぎた平日のキャンプ場で

テントを張る物好きは居ないようで

じつに静かなものです。

 静かとはいっても

それは人の気配がないということで

秋の虫の声はたえず聞こえるし

風が葉を揺らしてざわつかせているし

鹿が山のしんとした空気を裂くように

遠くまで鋭く鳴いていたりします

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夜はランタンとマグライトの灯りだけが

頼りです。

 その灯りの下、地図を広げ

ナビを起動して本日走った履歴を辿ってみる。

 そして明日の予定も大雑把ではあるけれど

だいたいの道のりを確認してみる。

 ナビばかりに頼っていると

まったく道を覚えられず

それは言い方を返ると

旅の思い出として希薄になってしまいます。

 やっぱり地図をいちいち開いては

右だ左だと悩んでいる方が

後になってみると面白かったなぁと感じます。

 そして何より地元の人に

道を尋ねるために声を掛けられる

というまっとうな口実が出来るではないですか。

 いつぞやも新潟県の山あい

小さな商店のおばちゃんに

117号線へ抜けるのに六日町か津南かで

揉めたことがありました。

ワタシは六日町という指摘を無視して

津南を目指し、見事に濃霧の、視界5メートル

という林道で迷子になり

2時間彷徨った経験がありました。

 同じ道をぐるぐる回り

キツネかタヌキか

完全にだまされてしまったのでしたw

 でもそれはそれで

面白い体験が出来たと

今でも鮮明に記憶していることです。

(そのときの旅は07年の9月の旅を参照)

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この手のペットボトルは

ペラペラで使い終わったら

ぺちゃんこにしてくるくる丸めて

ポイ出来ます。

小さくなるので捨てるのに場所を

取らずに済みます。

 それが便利で

今回はこの空のペットボトルを捨てずに

水汲み用として

次のキャンプ地でも使いました。

 これは下手にボトルを使うより便利で

助かりました。

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その水でアツアツのインスタント味噌汁と

コーヒーを入れて飲む。

味噌汁が熱いだけでもホッとする

晩御飯になりますね。

 コーヒーは一晩に2~3杯は飲むでしょうか。

レギュラーのEPIガスカートリッジは

新品を2本持参。

旅のあいだに足りなくなりそうなら

アウトドアショップを探して買うつもりで

いました

結果的には2本目を使い切ることは

ありませんでした。

 日によって簡単な料理に

ガスを使ったりしているので

思ったよりも長持ち。

ガスバーナー(コンロ)も、もう20年選手の

お古です

山中で雨に濡れ、渓流で水没しても

へこたれず今尚現役。

山崎選手や工藤投手には適わないものの

個人的にはMVPを差し上げたいくらい。

                       

見上げると雑木林の隙間から

きっちり半月の月が見え隠れしていたのに

夜半をどれくらいまわったときだろうか

月は雲に覆われてしまっていました。

 予報では明日の天気は全国的に雨

・・・ちょっと憂鬱な気分になる

                     

ラジオは感度が悪いからか

北京放送やら朝鮮中央放送やらが

幅を利かせていて

日本語の上に覆いかぶさってきます。

 ときどきラジオの角度を変えると

国内の放送局が戻ってきます。

でもまたしばらくすると

矢継ぎ早で怒っているように聞こえる

あちらの言葉にテントの中は

占拠されてしまうのでした。

                     

夕方までは蚊が果敢に攻撃を

しかけてきたりしているけど

夜になると気温が下がり

蚊も身動きがとれなくなり

活動できなくなるので

そういう意味ではこの時期の

キャンプは楽でいい。

 これが夏の盛りだったら

ランタンの灯りに、蚊だ蛾だ黄金虫だクワガタだと

大挙して集まってきますからね。

                   

この夜は集中して本が読めた。

 つまりストーリーの中に入り込み

夢中になれたのでした。

この旅で読んでいるのは

映画化になもなった「クライマーズ・ハイ」

 ここ何年かで観た邦画で

一番面白かった映画です。

その原作も読んでみたく

3冊持ってきた文庫本で唯一の小説です。

 半分ほど読み進んで栞を挿し

ランタンを消して顔までシュラフにすっぽり

潜り込みました

                        

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