男は黙って飛び込むのだ。それがここの元服式
【 10月 12日 (水) 郡上八幡 】
ここが全国区になったもののひとつに
橋からの飛び込み があります。
10メートル以上もある高さから
吉田川に地元の真っ黒に日焼けした
子供らがつぎつぎに飛び込んでいく。
ここで生まれた以上
ここの子供達は飛び込まなければならない
飛び込めないと一人前の男として
認めてもらえないのである。
今の大人もみなここからと飛び込んできた。
飛び込めないと
頑張ってこいっと親父に叱咤激励をされるのだ。
そしてめでたく飛び込んだときには
満面の笑みで
それでこそ俺の息子だ
と言って息子のいがぐり頭を
ぐりぐりと擦りながら
自分のことのように喜ぶのである。
観光客が真似をして飛び込み
事故を起こす。
そしてそれが問題になる。
普通であれば即禁止になるところだが
ここではそんなことにはならない。
禁止にするなど大人が許さない。
市長も飛び込んだひとりなのだ。
それがここの伝統であり
ここの元服式でもあるのだから。
(規制はあるけど)
高学年の子供が
尻込みして飛び込めないでいる低学年の子供らに
アドバイスをする。
あそこの深みへ両足を捻るように閉じ
アゴを引いて・・・。
橋から見下ろす川面は
恐ろしく遠くにあるように見え流れも速そう。
大人のワタシでも飛び込むには
相当は勇気がいる。
それが子供ならなお更のことだろう。
「ここで生まれなくて良かった」
本気でそう思ってしまうほど高く恐怖を
感じるのでした。
ここのガキどもはすげえ
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