癒しのうら道(郡上八幡)
【 10月 12日 (水) 郡上八幡 】
郡上八幡というところはそもそもが細い道で
成り立っている町で
それはもう江戸時代とか
大昔からある道なのだと思います。
城下町なんですね・・・いまだに。
【08年初秋のツーリングより】
神社の参道などはいまでもそのまま
残っているところが多いですね。
仙台でいうと宮町の東照宮から
国道45号線へ至るまでの真っ直ぐな道(商店街)
あれがそうですよね。
八幡町では国道256号線や156号線ぐらいが
現代になって新たに作った道路なのではないだろうか。
だから市内いたるところに裏道があるのです。
つまり表玄関の前にあるのが表通りという理屈だと
裏口にあるのが裏道、または
民家と民家の隙間
表通り以外の道が裏道
まったく当たり前の単純な考え方なのですが・・・。
(我が家は住宅地なもので
勝手口があっても道はなく
家の家の間はしっかり塀や垣根で区切られて
裏道なるものがまったく存在しないのです)
そんなもの探せばどこの街にもあるぞ
と言われれば
「はいそうですね」と即答するのですが
意味がまったく違うのです。
ゴミが置いてあったり、油まみれの換気扇が
ブーンと匂いを撒き散らしていたり
怪しい男が逃げ回っていたり
あまり無垢な人にはお見せしたくない裏道
ではなくて、誰に見られても恥ずかしくない
清く正しい
そういう意味では表も裏の違いもない道のことを
いまは言っているのです
ここにはそんなステキな裏道がたくさんあって
それを探して歩くだけでも楽しく
あそこの角を右に曲がったら
どうなっているのだろう。
そんな新鮮な気分にさせてくれ
どこか大林宣彦監督の映画の世界を
連想してしまいます。
「こんにちわ」
裏道を歩いていて
出くわす地元の方と挨拶を交わしますが
思わず「おじゃましてます」と言う
すると
「ごゆっくり」と。
くぅ~、ワタシもそんなふうに言ってみたいぞ。
京都でも飛騨高山でもなく
やっぱり郡上八幡は
八幡にしかないものに溢れていて
3度目の訪問でその違いが
わかってきたような気がします。
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