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2022年1月12日 (水)

ジオラマを作ったときのお話

今日は天気が荒れようです
すでに暴風雪警報が発令されています
二つの低気圧が合体して爆弾低気圧にパワーアップ
各地で雪と風が猛威をふるうみとのこと
気温が上がらず強風の中のお世話か・・・ちょい憂鬱

・・・・・・・・・・

11年前にジオラマを製作したはなし。

 
新たな趣味を見つけた、というわけではありません。
大郷町に出来た「こども園」に設置するもので
白羽の矢がブスッとワタクシに刺さったわけです


ズブの素人ゆえ手探りで始まったジオラマつくり
様々なジオラマを手本に
まずは資料集め
ジオラマの概要はこども園のある仙台北部工業団地を中心にしたもの。
主要な建物を取り入れる
道路はなるべく忠実に。
仮想大郷鉄道を敷く。などで
航空写真を手に入れたり
実際に赴いて写真を撮りました


だいたいこんな感じに、というイラストを描き
そこから構想を練り
より具体化させ具現化させていきました


1.8m×1.8mといきなり初心者がこんな大きいサイズの
ジオラマを作るという無謀ともいえるチャレンジ。
歪まないベース(土台)を作ってもらい
そこにボードを貼り位置的なものをフリーハンドで描いてみる


実際に存在する建物を手作りしていく
画像は大郷町役場
こども園、トヨタなどの工場を。
これらの製作に時間がかかりました


仮想、大郷工業団地鉄道には、園児が喜びそうなマンガッタンライナーと
機関車を。
線路や踏切などどんどん費用がかさんでいくが
制限があるのであれもこれもというわけにはいきません


線路の敷石はどこぞの砂場のようなところで採取
ザルで振るいにかけました
ただリアルさを追求するとちょっと石が大きかった。
粗目の砂でも良かったかなと。

ほぼ完成に近い状態。 2ヵ月かかりました
想定した形が見えてくると
ここはもっとこうしようとかああしようとか
欲が出てきてしまいますが
キリがありません
そこが「ジオラマ沼」にハマっていくところなのかも。


トラックをレンタル
羽毛布団を敷いてその上に出来上がったジオラマを置いて納品へ

施工業者が設えた立派なジオラマケースに納めると
プラス1.5倍ジオラマが良く見えたw
めでたしめでたし
あとは入園式を待つばかり
っが
納品数日後、あの東日本大震災が発生・・・
もちろんあの揺れでも建物はものともせず
ジオラマも無事でした、脱線したけど。

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