今朝は気温が下がったので
すこし厚着をして早朝のお世話へ行きました
散歩は5時スタート
4時55分の日の出なので
もうすっかり明るくなってます
昨日の日没
今日も無事に終わったな、っと眺めつつ安堵感
・・・・・・・ ペットシッターの役目
「楽しそうですね」と言われることがあります
楽しいと言えば楽しいですが
楽しいことばかりじゃないんです。
料金が発生している以上遊びじゃありません
大変なことのほうが多いのです
被災犬ボランティアのときも
生き物を扱う緊張感がありましたが
ペットシッターとして犬を扱うようになってからの
緊張感はボランティアのときをはるかに上回ります
誰も助けてくれない個人商店
もし、いまこのリードが外れてしまったら
そう考えるだけで冷や汗がでます
誰も居ない原っぱならどうってこともないかもしれませんが
横では車がビュンビュン走っているところを
歩くこともあるのです
楽しそうに見えるのは
散歩をしている姿を見てそう感じるのでしょうね
たしかに楽しいです
でも、楽しいのはちゃんと散歩してくれる犬に限ります
そういう犬ばかりじゃないのです
吠える、噛みつく、暴れる、逃げる、物を咥える、食糞、ケンカ、肥満
そんな犬もいます
いや、そんな犬が多かったりします
そういう犬をお世話する依頼が多かったりするんです
片足を失った犬もいます
病気が悪化して意識を失いかけた犬もいます
噛まれても平気なように厚手のグローブをはめて
首輪にリードを着ける犬もいます
噛まれたことも何度もあります
怖いから出来ませんではペットシッターは務まりません
依頼があればどんな犬でも
お世話しなければなりません
どんな犬でも手懐ける
それが私のモットーなのです
ただ散歩させているわけではありません
歩き方、排便排尿の状態、前回までとの違いがあるか否か。
食欲や水分補給、気温によるオーバーヒートとその対策。
歩いているときは常に前後左右に気を配り
人、他犬との遭遇に気を遣ったり
あるときは駆けっこしたり
ボールで遊ばせてみたり
やることは山盛りです
だからウエストバッグはずっしりと重くて
驚かれることがありました
「えっいつもこんなに重いの腰にぶら下げてるの」ってw
日常のしつけも散歩中に行います
一時停止や信号待ちでお座りさせて「待て」が出来るようにしたり
無駄吠え、飛び跳ねをさせないようにするとか。
忙しい飼い主さんに代わって
病院へ連れて行ったり
クスリを投与することもあります
病気を早期に察知して飼い主さんに伝えることも大事な役目
病院で検査をと促します
パソコンや参考書を読んで知識を得たりすることもしています
犬と接していないときも
その日にお世話した犬の状態を書類に記入して保管することも
国からのお達しで行わなければなりません
動物管理センターから抜き打ちで監査もあります
また
私はペットDVD、カレンダー、アルバムなども制作しているので
撮影、画像編集などの時間のかかる作業があり
仕事が重なると生意気に忙しかったりします、たまにですけど。
そして犬の散歩で心掛けているのが
スマートに歩くこと。
見っともない歩き方、だらしない歩き方は禁物
誰に見られているかわかりませんからね。
大切な愛犬を任せていただいている以上
飼い主さんに恥をかかせることはできません
二度と依頼が来なくなってしまいます。
むしろ、そんなお世話を見て
「うちも頼もうかしら」そう思われたらウレシイです
実際にそういうこともあります
それでも、人に使われてこき使われるより
自分で考え行動できるこんな仕事が性に合ってるし
もしかしたら人間より犬や猫たちのほうが
気が合うのかも・・・
最近のコメント