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2024年6月 3日 (月)

星に魅せられた吾妻山

今日(6月3日)も雨の予報です
まるで梅雨入りしたような空模様と梅雨寒
実際には梅雨入りは遅くなるというのですが
週間天気で今後の天気を見てみると
けっこう曇天が多い
晴れる日もあるにはるけど
曇りの合間合間の晴れというかんじ
終わってみれば1日が梅雨入りでした
なんてことはあるまいな

・・・・・・・・

70年代から80年代にかけて
福島県吾妻山で「星空への招待」というイベントが夏に行われました
小学校4年生の夏休み、第3回目くらいから参加しました
親父の車に荷物を積んで2時間半
会場となる兎平の駐車場に到着し、そこにあるキャンプ場に二泊三日
荷を下ろしてテントをレンタルすると
「三日後に迎えに来る」と言って帰って行きます
淋しいとか心細いとおもった記憶はありません


磐梯吾妻スカイラインの上り道をクネクネと曲がりつつ
高度を上げていくと、それまで覆っていた雲の中を抜けて
突然の強烈な陽射しと青空、そして硫黄独特の匂い


はじめて張った三角テントは見すぼらしい見た目
でも結局、夜になればひと晩中歓声が上がるほどの星空に夢中になっているので
テントで寝ることはありませんでした
昼に雑魚寝していたとおもうけどまったく記憶なし


毎年夏になると私の恒例行事となり
はじめてのソロバイクツーリングもこのイベントでした

この星空の招待は参加人数が多すぎて収拾がつかなくなり
終了してしまいましたが
それ以降も毎年浄土平の駐車場で
ペルセウス座流星群を眺めに来ていました

イベント会場の照明を一斉に落として
あたりが暗くなり、空を見上げると雲かとおもった天の川
みなが歓声、あの瞬間は一生忘れることはありません
あの星空をまた見たくて毎年浄土平まいり
今年は数年ぶりに行ってみたくなりました


小6とか中1の頃かな
スカイラインを上る山道の車中、カーステで録音しておいたカセットテープを
聴きながら兎平へ
その曲を聴くといまでもあの青空に向けて昇っていく記憶が蘇ってきます

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